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宇都宮で肩の動きに悩んでいる方へ|整体改善事例

「最近、肩が上がりづらい…」「後ろに手が回らない」「上着を着るときに痛みが走る」。
そんな症状に心当たりはありませんか?

宇都宮市内でも、四十肩・五十肩、あるいはそれに似た肩の動きの不調で悩まれている方が年々増加しています。デスクワークや家事、スマートフォンの長時間使用など、現代人の生活スタイルは肩関節に大きな負担をかけています。

肩の動きの悪さを放置してしまうと、可動域が制限されるだけでなく、背中・首・腕・腰にまで影響が広がり、慢性的な不調を引き起こすことも。

今回の記事では、宇都宮で実際にあった「肩の動きに悩む患者さん」の整体改善事例をもとに、どのような経緯で改善したのかを丁寧にご紹介していきます。さらに、なぜ肩が動かなくなるのかというメカニズム、整体でのアプローチ、セルフケア方法まで網羅的に解説します。


第1章|肩の可動域が狭くなる原因とは?

1-1.肩の動きに関わる構造

肩関節(肩甲上腕関節)は、人体でもっとも可動域の広い関節です。しかし、その反面、周囲の筋肉や靭帯・関節包などが非常に複雑に連動しており、ひとつでも動きが悪くなると、スムーズな動作ができなくなります。

主に関与するのは以下のような筋肉です:

  • 三角筋:肩の外側を覆い、腕の挙上を助ける
  • 棘上筋・棘下筋・肩甲下筋・小円筋(ローテーターカフ):肩の安定性と回旋動作に関わる
  • 僧帽筋・肩甲挙筋・前鋸筋:肩甲骨の位置と動きに影響する

1-2.「肩が上がらない」人の多くが陥っている共通パターン

宇都宮の当院に来院される患者さんの多くは、以下のような状態が共通しています:

  • 肩甲骨の動きが硬くなっている
  • 猫背・巻き肩などの姿勢の崩れ
  • 肩関節を動かさない生活習慣(車移動・座りっぱなし)
  • 以前の捻挫や打撲の後遺症が放置されたまま

このような状態が続くと、肩の可動域がじわじわと制限され、気づかぬうちに「痛みを伴って動かせない」状態になってしまうのです。

1-3.年齢のせいではない?「動かさないこと」が最大の敵

四十肩・五十肩と聞くと、「年齢のせいだから仕方ない」と思われがちです。ですが実際には、加齢以上に“使わなさすぎ”が原因となっているケースが多く、20代~30代でも同様の症状を訴える方も少なくありません。

使わない→動かない→固まる→痛みが出る→さらに使わない、という負のスパイラルに陥ってしまう前に、早めの対処が必要です。

第2章|宇都宮の整体院で実際にあった改善事例

2-1.事例紹介:肩が水平までしか上がらない50代女性

宇都宮市在住の50代女性Aさん。デスクワーク中心の仕事を続けており、3ヶ月前から「肩が上まで上がらない」「ブラのホックが留めづらい」と感じて来院されました。

主訴:

  • 肩の可動域制限(腕が耳につかない)
  • 洋服の着替え時の痛み
  • 夜間痛(寝返り時に痛みで起きてしまう)

評価結果:

  • 肩甲骨の外転と上方回旋が極端に少ない
  • ローテーターカフ(特に棘上筋)に圧痛
  • 胸椎の可動性低下
  • 猫背姿勢・巻き肩が著明

2-2.施術アプローチ

ステップ①:姿勢のリセット
まずは骨盤と胸椎の可動性を引き出し、肩関節にかかる負担を減らしました。肩単体を施術しても、土台が歪んだままだと再発するため、全体のアライメント調整を重視。

ステップ②:肩甲骨のリリース
肩甲挙筋・僧帽筋上部の緊張を緩め、肩甲骨の可動域を確保。動かす際に「引っかかる感じがなくなった」と実感されたタイミングで、可動域訓練を追加。

ステップ③:ローテーターカフへの筋膜アプローチ
肩関節の安定性に深く関わるインナーマッスルに対し、ソフトなアプローチで可動域の改善を促進。

ステップ④:セルフケア指導
・壁を使った肩甲骨体操
・巻き肩を防ぐための胸のストレッチ
・夜間の肩の冷えを防ぐ温熱ケア

2-3.変化の経過

  • 初回後:肩甲骨の可動域が増し、「少し楽に動かせる感じがある」と実感
  • 3回目施術後:洗髪やドライヤー動作がスムーズに。夜間痛も軽減
  • 6回目施術後:服の着脱時の痛みはほぼ解消。「肩を気にせず動けるようになった」と笑顔に

第3章|肩の動きと全身の関係性

3-1.肩の可動域は「全身の歪み」の影響を受ける

「肩が上がらない」「痛みが出る」という症状は、肩だけの問題ではないことが多くあります。実際には次のような全身の連動が関係しています:

  • 骨盤の歪み → 背骨のカーブ(胸椎〜頚椎)の乱れ → 肩甲骨の動きの制限
  • 猫背や巻き肩 → 胸郭の開きが狭くなり、肩の挙上が難しくなる
  • 下半身のアンバランス(例:片足荷重の癖) → 身体の軸がブレ、肩関節にストレスが集中

このように、肩の不調は「姿勢」や「体の使い方」が引き起こしている場合が多いため、症状がある部位だけのケアでは根本改善にはつながりません。

3-2.肩甲骨は“浮いた関節”=周囲の筋肉の協調がカギ

肩甲骨は肋骨の上に浮かぶように位置している“浮遊関節”であり、以下の筋肉の連動によって安定・可動しています:

  • 僧帽筋・菱形筋・肩甲挙筋・前鋸筋・大胸筋・広背筋など

これらの筋肉のどれか一つでも過緊張、または筋力低下していると、肩の可動性に支障が出ます。

たとえば巻き肩があると、前鋸筋がうまく働かず、肩甲骨の外転が制限 → 腕が挙がらなくなるという流れになります。

3-3.肩の動きには“胸椎の柔軟性”も重要

見落とされがちなのが「胸椎の可動性」。実は肩関節が正常に動くには、胸椎(背中の上部)の伸展が必要不可欠です。

  • 猫背 → 胸椎の伸展不足 → 肩が前に巻く → 肩関節の動きが悪化
  • 逆に、胸を開いて背骨がしなやかに伸びると、自然と肩もスムーズに動くようになる

つまり、整体では**「肩だけを整える」のではなく、「姿勢全体を整える」ことが必要不可欠**なのです。

第4章|肩の可動域が改善するまでの期間と通院ペース

4-1.「肩の状態」には段階がある

肩の可動域の改善には、以下のような進行段階があります。

段階状態主な症状
初期炎症・痛み動かすと痛い/夜間痛/安静時も違和感
中期拘縮(こわばり)痛みは減少傾向だが動かしづらい
回復期可動性改善動きは戻ってくるが筋力不足が残る

整体での施術では、状態を見極めてその時期に応じたアプローチが必要です。

  • 初期(痛みが強い時期):無理な可動は避け、炎症を抑える施術+姿勢の調整
  • 中期(こわばりの時期):筋膜リリースやモビリゼーションで可動域を回復
  • 回復期:筋肉の再教育(リハビリ的アプローチ)+日常動作の改善

4-2.改善までの通院ペースの目安

通院の頻度・期間の目安は以下の通りです。

症状レベル通院ペース目安期間
軽度週1回×4〜6回1〜1.5ヶ月
中程度週1〜2回×8〜10回2〜2.5ヶ月
重度週2回×10〜15回2.5〜3ヶ月以上

もちろん、症状の深刻さや生活習慣によって個人差はありますが、「正しい姿勢や動き方を身につける」ことが本当の意味での改善につながります。

4-3.途中でやめると「ぶり返す」可能性がある

よくあるのが、「少し良くなったからもういいかな…」と途中で通院をやめてしまうケース。

しかし、痛みが減っても根本原因(姿勢・関節・筋膜のバランス)が改善していなければ、数週間〜数ヶ月でぶり返すリスクがあります。

当院では、改善後も月1〜2回のメンテナンス通院を推奨し、「痛みが出ない身体をキープする」サポートをしています。

第5章|自宅でできる!肩の可動域を広げるセルフケア

四十肩・五十肩や肩の可動域制限に悩む方は、整体による施術だけでなく、日々のセルフケア習慣が非常に重要です。ここでは、整体師の視点からおすすめする自宅でできる簡単なケア方法をご紹介します。


5-1.姿勢リセットストレッチ(猫背・巻き肩改善)

現代人に多い「巻き肩」「猫背」は肩甲骨や胸郭の動きを制限し、肩関節にも負担をかけています。

● 胸を開くストレッチ

  • 壁の前に立ち、手のひらを壁に当て、肘を伸ばしたまま体を反対側にひねる
  • 肩の前〜胸が伸びるのを感じながら、20秒キープ×左右2セット

● タオル肩甲骨寄せ

  • タオルを両手で持って頭の後ろから肩甲骨のあたりに垂らす
  • タオルを引っ張るようにして、肩甲骨を背中で寄せる
  • 呼吸を止めずに10秒キープ×3回

5-2.五十肩期別エクササイズ(痛みのレベルに合わせて)

● 炎症がある場合(初期)

→無理な動作は避け、冷やすことと安静が基本。セルフケアより施術優先です。

● 拘縮期(痛みが減り、動きづらい時期)

【コッドマン体操】

  • 痛みのない方の手を机などに乗せて、体を前傾
  • 下げた方の腕を力を抜いてブラブラと小さく前後・左右・円を描くように揺らす
  • 1分×1日3回

● 回復期

【壁登りストレッチ】

  • 壁に向かって立ち、指先で壁を「歩かせる」ように徐々に腕を上げていく
  • 痛みの出ない範囲で可動域を広げる
  • 1日2〜3回、無理のない範囲で実施

5-3.肩甲骨リリース体操(可動性の鍵はここ)

【肩甲骨ぐるぐる回し】

  • 両肩を前→上→後ろ→下にぐるぐると大きく10回ずつ回す
  • 次に反対回しも同様に10回
  • 朝晩の習慣にすることで肩甲骨まわりの筋膜が緩みやすくなります

5-4.注意点:やってはいけないセルフケア

  • 痛みを我慢して無理に動かす(炎症を悪化させます)
  • 急激にストレッチする(筋や腱を痛めるリスク)
  • 長時間のスマホ・PC作業の直後に体操(血流が悪く効果が出にくい)

セルフケアはあくまで「補助的な改善手段」であり、状態の見極めと適切な施術が最優先です。

6-1.当院の整体アプローチの特徴

当院では、以下の流れで施術を行っています。

【1】詳細なカウンセリングと評価

  • いつから痛むか、どの動きで痛いか、生活習慣や仕事の姿勢などを丁寧にヒアリング
  • 可動域テストや筋力検査、姿勢撮影によって根本原因を特定

【2】全身バランスの調整

  • 肩関節だけでなく、首・背中・骨盤の歪みや筋膜の緊張もチェック
  • 特に肩甲骨・胸郭・骨盤との連動を重視した全身施術

【3】筋膜・関節モビライゼーション

  • 強く揉んだりバキバキしない、ソフトで安全な施術
  • 可動性の低下した関節や筋膜に対し、動きを引き出す手技

【4】生活動作の指導・セルフケア提案

  • 家事・仕事中の姿勢改善ポイントをアドバイス
  • その人に合ったストレッチや運動を提案し、再発予防へ

6-2.改善事例紹介(※ご本人の同意を得た上で掲載)

【症例1】40代女性・デスクワーク中心

症状:
半年ほど前から右肩が上がらず、服を着替えるのも一苦労。病院では「四十肩」と診断され湿布と痛み止めを処方されるも改善せず。

施術内容:

  • 姿勢の評価で、猫背+巻き肩+骨盤の歪みを確認
  • 肩甲骨の動きを引き出す施術と、骨盤・腰椎のバランス調整
  • 自宅でのストレッチを併用し、週1回ペースで施術

結果:
3回目で肩の可動域が大きく改善。6回目には服の着脱が楽になり、日常生活での不便がほぼ解消。


【症例2】60代男性・ゴルフ好き

症状:
趣味のゴルフ中に肩を痛めてから肩が上がらず、スイングができなくなる。整形では「五十肩」と診断され、注射とリハビリをしていた。

施術内容:

  • 背中(胸椎)の可動域低下と肩甲骨の位置異常を確認
  • 首・背中・肩周辺の筋膜調整、肩の関節モビライゼーションを実施
  • ゴルフ時の体の使い方も指導

結果:
約5回で可動域が7割まで回復。10回でスイング再開。今は月1回のメンテナンスに継続通院中。


6-3.痛みの背景には「心身の疲労」も

四十肩・五十肩の方は、実は ストレスや睡眠不足、体の使いすぎ が重なっているケースが多く見られます。

当院では「体だけを見る」のではなく、その人の生活背景や感情の状態も大切にし、心身トータルの回復を目指しています。

第7章|再発しないためにできる予防法と日常の注意点

四十肩・五十肩のような「肩の可動域障害」は、改善しても日常生活のクセ体の使い方によって再発するリスクがあります。
ここでは、整体で改善した後に「二度と繰り返さない」ための予防法を解説します。


7-1.正しい姿勢をキープする意識を持つ

肩関節の動きは、単体ではなく姿勢との関係が非常に深く関わっています。特に以下の姿勢には注意が必要です。

  • 猫背(胸郭の動きが悪くなる)
  • 巻き肩(肩甲骨が前方に滑り出す)
  • 顎を突き出す姿勢(肩〜首が緊張)

対策:

  • デスクワーク中は骨盤を立て、座面に深く座る
  • 肘を体に近づけて、腕を肩より上に挙げ続けない
  • 1時間に1回は立ち上がって肩回しやストレッチ

7-2.「肩甲骨はがし」や軽い運動で血行を促す

日常的に肩甲骨の可動性を維持することが、再発予防には非常に有効です。

おすすめのセルフケア:

  • 両手を後ろで組んで、胸を開く(20秒×2回)
  • 壁を使って腕をゆっくり挙げていく(ウォールスライド)
  • 肩甲骨を意識して「グルグル回す」肩回し

加えて、ウォーキングなど全身運動で全体の循環を促すことも◎。


7-3.冷え対策と睡眠の質の向上

実は「四十肩・五十肩」の多くは冬場や季節の変わり目に発症が増えます。冷えによる血行不良は筋肉の硬直を招き、可動域制限を助長します。

対策:

  • 入浴はシャワーで済ませず湯船に浸かる
  • 肩を冷やさないよう、夜間も保温を意識
  • 睡眠前にストレッチや呼吸を整えることでリラックス

7-4.自分の「クセ」を知ることが最大の予防

最終的に重要なのは、「なぜ自分は肩を痛めやすいのか?」という根本原因の自覚です。

整体では、

  • 体の左右差(利き手による癖)
  • 歩き方や立ち方の歪み
  • 筋力のアンバランス
    などを明確にし、それに対するアプローチを行います。

定期的にチェックを受けることで「歪みの芽を早めに摘む」ことができ、結果として再発を防ぎやすくなります。

第8章|まとめ 〜肩が動く喜びを再び

四十肩・五十肩は、年齢のせいだと諦めがちな症状ですが、
その実態は「体の使い方」や「日常生活での蓄積された歪み」によって起こる、改善可能な機能障害です。


●「何もしなければ悪化する」可能性も

放置すると関節が癒着し、「凍結肩(フローズンショルダー)」と呼ばれる重度の可動域制限に移行することもあります。
そうなると改善までに1年〜2年を要し、生活にも大きな支障が出てしまいます。


●「根本改善」は表面的な施術だけでは足りない

・その場のマッサージだけでごまかす
・温めて一時的に楽になるだけ
このような対応では、痛みはまた戻ってきます。

整体では、

  • 姿勢の評価
  • 生活習慣の改善アドバイス
  • 筋肉や関節のバランス調整
    など、本当の意味で“原因にアプローチ”するケアが可能です。

●「できなかったことが、またできるようになる喜び」

肩が痛いと、日常のあらゆる動作が制限されます。

  • 髪を結ぶ
  • 洋服を着替える
  • お風呂で背中を洗う
  • 車の後部座席に手を伸ばす
  • 子どもを抱き上げる

それらができるようになったときの喜びは、何物にも代えがたいものです。


◆肩の動きにお悩みの方へ

もしあなたが「最近肩が痛い」「腕が上がりにくい」と感じているなら、
ぜひ一度、根本から体を見直す整体を体験してみてください。

放っておくよりも、早めの対処が回復への近道です。
整体で、“もう一度、自由に動く肩”を取り戻しませんか?

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