― 姿勢の歪みが痛み・不調を引き起こす理由と整体での改善法 ―
はじめに
立っている時、無意識に「どちらかの足に体重をかけて立つ」ことはありませんか?
それ、実は体に大きな負担を与える**“ゆがみのはじまり”**かもしれません。
片足重心の姿勢は、一見ラクなように見えて、
骨盤・背骨・筋肉・関節のバランスを少しずつ崩していきます。
最初は違和感程度でも、時間が経つにつれて――
- 腰痛
 - 肩こり
 - 膝痛
 - 骨盤の歪み
 - 脚のむくみ・冷え
 - 片側だけ太くなる脚
 
といった不調につながることも。
今回は、「片足重心」が体に与える悪影響と、その改善方法について、
整体的な視点から詳しく解説します。
第1章:なぜ片足に体重をかけてしまうのか
① 楽な姿勢に感じるから
人の体は「楽な方」へ傾く性質があります。
立っているとき、どちらか一方の足に重心を乗せると、
筋肉の緊張が一時的に和らぐように感じます。
しかし、その「楽さ」は一瞬。
同じ姿勢を繰り返すことで、体がその傾きを“正しい”と記憶してしまうのです。
② 骨盤や背骨の歪み
左右の骨盤の高さが違ったり、股関節の可動域に差があると、
自然とバランスをとるために片足に体重を乗せるようになります。
たとえば、右の骨盤が上がっている人は左足に重心をかけやすい。
この状態が続くと、さらに歪みが強調され、悪循環に。
③ 筋力バランスの偏り
お尻や太もも、腹部などの筋肉は左右で微妙に発達が違います。
どちらかが弱いと、反対側に体重を逃がすような立ち方になります。
特に女性の場合、ヒールや片側バッグの使用も影響します。
④ 習慣と環境
通勤・仕事・家事などで“片側ばかり使う動作”が多いと、
知らないうちに片足重心がクセになってしまいます。
- 鞄をいつも同じ側で持つ
 - 足を組む
 - 立ち仕事で同じ足に寄りかかる
 
これらが毎日の積み重ねで、体に歪みを作っていきます。
第2章:片足重心が引き起こす体の変化
片足重心は、単なる姿勢のクセではなく、
全身のバランスを大きく崩す「根本原因」の一つです。
① 骨盤の歪み
片側の骨盤が上がったり、ねじれたりすることで、
腰や股関節の動きが制限されます。
→ 結果、腰痛・坐骨神経痛・脚の長さの差が出やすくなります。
② 脊柱のねじれ
骨盤の歪みは、背骨のラインにも影響します。
脊柱がねじれることで、肩の高さや頭の位置もズレ、
肩こり・首の痛み・頭痛の原因にもなります。
③ 筋肉バランスの崩れ
重心を支えるため、
片側のお尻・太もも・ふくらはぎが過剰に使われます。
反対側は弱化して、左右非対称な筋肉バランスに。
→ 結果として「脚の太さが違う」「スカートが回る」などの見た目の変化も起きます。
④ 膝・足首の痛み
片足重心が続くと、体重を受ける関節の軸がずれてしまいます。
膝や足首の関節に偏った負荷がかかり、痛みや変形を引き起こすこともあります。
⑤ 血流・リンパの滞り
筋肉のアンバランスは血流にも影響します。
片側の脚が冷えやすい・むくみやすい・疲れやすいという人は、
重心の偏りが原因のことも。
第3章:整体での改善アプローチ
宇都宮陽東整体 Re:Bodyでは、
「どちらの足に重心がかかりやすいか」を姿勢分析と動作テストで明確にし、
体のバランスを根本から整えていきます。
① 骨盤・背骨の調整
まずは左右の骨盤の高さ・ねじれを整え、
背骨の軸をまっすぐに戻します。
→ これにより、体の中心が安定し、自然と両足で立てるようになります。
② 筋膜リリース
偏って緊張している筋肉や筋膜をやさしくゆるめ、
動きの左右差を改善します。
特にアプローチする筋肉:
- 中殿筋・大殿筋
 - 大腿筋膜張筋
 - 腸腰筋
 - ハムストリングス
 
③ 足裏・重心バランス調整
足裏のアーチ構造(内側・外側・横アーチ)を整え、
正しい接地感覚を取り戻します。
→ 体重がまっすぐ下に抜け、全身の安定感が高まります。
④ 呼吸と姿勢再教育
呼吸筋(横隔膜・肋間筋・腹横筋)を整えることで、
自然に姿勢を支える力を高めます。
また、日常の立ち方・座り方・歩き方を指導し、
再発しない体づくりをサポートします。
第4章:自宅でできるセルフケア
整体で整えたバランスを維持するには、
セルフケアの習慣化が大切です。
✅ 骨盤リセットストレッチ
仰向けで両膝を立て、左右にゆっくり倒す。
10往復×2セット。骨盤の左右差を整える効果があります。
✅ 片足立ちバランストレーニング
鏡の前で片足立ち。左右の安定感を比較。
不安定な側を重点的にトレーニングしましょう。
✅ 壁立ちチェック
背中・お尻・かかとを壁につけて立つ。
どちらかが離れやすい場合、そちら側に歪みがあります。
✅ 呼吸エクササイズ
息を吸いながらお腹と肋骨を広げ、吐くときにお腹を引き締める。
体幹の安定と姿勢改善に役立ちます。
第5章:放置するとどうなる?
片足重心のクセをそのままにしておくと、
以下のような悪循環に陥るリスクがあります。
- 骨盤が傾く
 - 背骨がねじれる
 - 筋肉バランスが崩れる
 - 血流・神経伝達が悪化
 - 慢性的な痛み・疲労・代謝低下
 
一見「立ち方のクセ」に見えるものが、
実は“慢性不調の根源”になるのです。
第6章:整体で整うとどう変わる?
Re:Bodyの施術後、多くの方が次のような変化を実感されています。
- 立った時の左右差がなくなる
 - 肩・腰の軽さを実感
 - 歩きやすくなる
 - 姿勢がきれいになったと言われる
 - 脚のむくみ・疲れが減った
 
片足重心を解消すると、体の軸が安定し、
疲れにくく、呼吸まで深くなります。
第7章:まとめ
片足に体重をかけるクセは、誰にでも起こりうるもの。
しかし放っておくと、体全体の歪み・痛み・老化を早めてしまいます。
整体でバランスを整え、
セルフケアで維持する――
その積み重ねが、健康で美しい姿勢をつくります。
「何となく片足に寄ってるかも?」と思った時が、改善のチャンスです。
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