猫背・巻き肩

姿勢が崩れやすい現代人にとって、「猫背」「巻き肩」はとても身近な不調です。見た目の印象だけでなく、以下のような慢性的な痛みや機能低下につながることがあります。

よくある症状と痛み

猫背や巻き肩の多くは、筋肉のアンバランスによる、身体の「使いぐせ」が原因です。胸側の筋肉が縮こまり、背中側の筋肉が弱くなることで姿勢が崩れます。日常のクセや座り方、仕事中の姿勢が影響していることが多いため、根本的な調整と正しい使い方の再教育が重要です。

こんなお悩みを解消

肩が内側に入り、胸が閉じている感覚がある
背中が丸まり、姿勢を正そうとしてもすぐ崩れる
デスクワークやスマホ操作中に肩が前に出てくる
首が前に突き出た「ストレートネック」傾向
呼吸が浅くなり、疲れやすく感じる
頭痛や腕のしびれや重だるさがある

猫背・巻き肩の原因

猫背や巻き肩は、スマートフォンやパソコンの長時間使用による前かがみ姿勢がクセになることで、胸の筋肉が縮こまり、背中の筋肉が弱まることで起こります。さらに、胸や腕の筋肉ばかりが硬くなり、肩甲骨まわりの筋肉がうまく働かなくなることで、身体全体のバランスが崩れていきます。

また、姿勢の悪化は肺や横隔膜の動きを妨げ、呼吸が浅くなることで自律神経が乱れ、慢性的な疲労感を引き起こすこともあります。
足を組む、片足重心、寝転んでテレビを見るなどの生活習慣のクセや、運動不足・ストレッチ不足も姿勢の崩れに拍車をかける要因です。